今夜の一杯は読書と共に

最近はいろいろと雑用が多く、ゆっくりと本を読む時間がない。

でも、ちょっとした時間の合間に読んでいる本がある。

こちらで少しご紹介させて頂いた『サヴォイカクテルブック』と・・・実は『デイリーコンサイス和英辞典』(笑)

サヴォイのカクテル本は、装丁がそんなに立派ではないモノクロのような薄っぺらいものを2冊持っていたが、どこかで失くしてしまった。

ところが、先般Amazonで見つけた。

日本語に翻訳されたもの。

禁酒法時代の話が好きで、いろんなエピソードを読んでいるだけでも楽しい。


だが、ひとつ難点がある。

カクテルの分量表記・・・つまり単位である。

わが国ではミリリットルあるいはそれに沿った分数で容量を量る。

だが、オンスはまだよいとしてもガロンだの、ジガーだの、本国表記のままでレシピが掲載されているのだ。

日本で用いられる表記にしたほうが、より親切だったのでは?と思った。

だが、それを調べ、イギリスとアメリカでの分量の違いも知って、その上で日本ではこの分量のことを指し示すのか・・・などとつぶやきながら・・・ちょっぴり面倒だが、楽しい作業でもあるなと思える人もいるのでは?とも感じた。

だからといって、ケーキのように材料をきっちり計測しなければまずいものが出来上がるのか?とも一概には言えないのだ。


例えば30mlというのは、一般的な軽量カップの小さい口のほうだが、実はすりきり(スルという言葉は客商売では縁起が悪いが、小生の場合自宅でのカクテル作りであり、あくまで趣味なのでよかろう。)一杯、あふれそうであふれない位置がきっちり30なのである。

こぼしてしまいかねないようなね。

少し盛り上がっているくらいの量。


小生のような手がぶるぶる震える、左手が右手よりもかなり運動能力が劣る者にとっては、それを扱うのは容易でない。

そこはお店で供するものではなく、自宅に遊びにいらした気のおけない友人達にふるまうだけであるので、ご愛嬌でご容赦頂きたいものだ。

さじ加減は使うグラスによっても異なることであろう。


イーグルスの有名な曲にこういう歌詞がある。

「1967年からここにはスピリットは置いていないんだ」


このスピリットというのは酒の名前である。

「精神」という言葉と粋にかけているのである。

ちなみにイーグルスの曲については、私的には『言い出せなくて』が好みなのであるが。


コンサイスのポケッタブルな和英辞書はぼんやりとページをめくっているだけでも暇つぶしができる。

それは国語辞典でもそうなのだ。

読む本がない時、やってみて下さいな。

意外とおもしろい発見がある。


友人でマンハッタンに住み、語学勉強の為、留学していた人はロイヤルコンサイス?いやそうではなくて・・・リーダーズ?だっけ???まっ、どのような辞書かは失念したが、畢竟(ひっきょう)つまりは要するに(笑)そんなものを持っていたが、あれはかなりの上級者が使用するものだと思う。

私物は中学生レベルのものである。(笑)

そんなことを一瞬思い出しながら・・・

このように無理をしない程度にゆる~く・・頭をぼんやりさせて眺められる書物の頁(ぺえじ)をめくるのも時にはよいものだ。


そんなひとときを過ごすのにはやはり気の効いたアルコールの一杯もあれば尚よし。

あなたの読書タイムに素敵なエッセンスとなりえるはずだ。

今夜はよく眠れそう?

但し、連日のナイトキャップはおよしなさいな。(ちなみにナイトキャップというカクテルも存在する)

あなたの健やかな心身に危険をもたらすこともあるから。


こちらのいくつかの動画をご覧になって粋な一杯をやろうではないか。



こちらはプースカフェというカクテル。

比重を考え、神経を使う。

小生も一度だけ作ったが、レインボーというタイプのもので、何層くらいだったかな・・・思い出せないのだが、何度も失敗して貴重なお酒を無駄にしてしまった。haha

プースカフェとは

生のままのお酒?ロックがお好みならば丸氷!

バーテンダーは作ることが出来ますが、氷屋さんでも買えますよ、丸氷。


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